期待値はマイナスでも保険に入った方が良い2つのパターン

こんにちは。パエリア王子ことパエリア王子です。

 

前回に引き続き、保険についてのお話です。

前回、保険は期待値がマイナスだから入るべきではないと話しました。

しかし、保険という商品が世に出回って、多くの人が買っています。

生命保険文化センター「生命保険に関する調査」によると

医療保険に入っている世帯はなんと90%を超えており、男性の年間振り払い保険料の平均額は約22.8万円のようです。

なので、単純計算だと20-65歳まで払うとして、生涯で払う保険料は1000万円を超えます。

出典元:生命保険文化センター「生命保険に関する調査」

 

Ⅰ、起きる可能性は低いが、リスクが高い場合

 

一つ目はリスクが高い場合です。言い換えると起きた場合に多額のお金が必要となる場合ですね。

基本的には確率は関係なく保険の期待値はマイナスです。

生活習慣病や数日から数週間の入院など誰にでも起こりる病気の場合は、必要なお金も多くありません。また、下りる保険も多くありません。

なので、ある程度の貯金があれば、医療費を払うことは十分に可能です。

 

反対に交通事故(受けるだけでなく、起こす側も)やがん(受けるかどうかは別として先進医療は自己負担も多く高額です)など起きたときには多くのお金が必要となります。

そのときは、ある程度のお金があっても、払うことができなくなったり、ほとんどのお金がなくなり、生活ができなくなってしまいます。

そのときに保険金に入っていれば、そのあとも生活していけるでしょう。なので、保険に入る意味があるのではないかと思います。

守るべき家族がいる場合もリスクが高いと言えると思います。

 

そもそも、どうしようもなくなったときの「保険」なので、なんでもかんでもお金を受け取れるというのは保険とは言えないのではないでしょうか。

 

Ⅱ、安心を買う場合

 

2つ目は何かあったときのお金を得るものとしてではなく、精神的な「安心」を買う場合です。

人生何が起こるのかは誰にもわかりません。

病気だっていくら生活に気をつけていたってなるときは、なるのです。

そんな人生の中で、病気やけがになるのが心配で心配でしょうがなく、保険に入らない人生なんて考えられないという心配性の方は、保険に入ることで精神的な利益を得ることができるかもしれません。

こちらの理由は完全に精神論ですが、メンタルコントロールも生活の中では必要なことです。そのような方は入っておいても良いのではないでしょうか。

安心なんていらないからお金が欲しいという人は保険に入らずに、リスクを減らした生活を送りましょう。

 

個人的な考えでは保険は入るにしても入らないにしても、もっと健康になれるような生活を送り、そこにお金をかける方が良いと思います。(by 医療職)

 

それではまた次回。

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