社会人1年目がしてはいけない”リボ払い”について

こんにちは。パエリア王子ことパエリア王子です。

今回はリボ払いについて話していきます。

結論から言います。理由はわからなくてもいいから、とりあえず「リボ払いはするな！」です。

さて、リボ払いとはどんなものでしょう。

リボ払い（リボルビング払い、フレックス払い）：毎月あらかじめ設定した一定額のみを返済していく返済方式。

クレジットカードで一般的な支払い方式だと〇回払いというのがあります。

リボ払いは回数ではなく、金額を指定することで毎月の支払額の上限を決めることができます。

例えば毎月3万円に設定するとします。

3万円を超えない使用額の時はそのままの請求となります。

しかし、3万円を超えるときは請求額は3万円となり、3万円を超えた部分は来月へ繰り越しとなり、その部分に利息が付きます。

このリボ払い、カード会社は便利だと謳っていますが、問題点は2つあります。

Ⅰ、毎月上限が決まっていて、実際に自分がどのくらい使っているのかわかりにくい（管理しにくい）

毎月支払額が決まっているので、いくら使っても大丈夫という気持ちになってしまいがちです。

しかし、しばらくリボ払いを使って、ふと残額を見ると数十万ということもあります。

個人的にはそもそも自分でお金の管理ができればリボ払いは不要ですし、出来ない人こそ絶対にリボ払いに手を出すべきではないと思います。

Ⅱ、利息がやばい（いつまでたっても返済できない）

翌月への繰り越しの部分に利息がつくとお話ししましたが、その利息が高いです。

なんと、、実質年利15％！、、といってもどのくらい高金利なのか想像付きにくいですね。

比較例をあげると

住宅ローン：0.5-2%

マイカー（車）ローン：2-5%

カードローン：3-18%　くらいです。

ローンの中でも高いことが分かりますね。というか法律的に100万円以上の元本に対してかけられる利息の上限が15％なので制限いっぱいですね、、、

これらを踏まえてリボ払いで苦しむ簡単な例をつくってみました。

毎月の上限設定額3万円、毎月のカード利用額4万円

実際このような設定、利用額というのは多いのではないでしょうか。

1年間使うと、月1万円ずつ繰り越されるので、1年間の繰越額は（1万円×12カ月＝）12万円となります。これに利息がつくので、実際にはそれ以上の額（約13万円）となります。

まったくカードを使わなくても完全返済には約半年は必要です。

もしこれ以上の使用額があって気づくまで数年かかったとしたら、、、本当に恐ろしいです。

自分の兄がまさにこれで30万円以上の返済額がありました。その分を返すだけで利息も付きまとうので、説得して一括払いで返済しました。

もし、この記事を見てリボ払いしている人がいればすぐに返済額を確認して可能ならば一括返済してください！

それでは、また次回。