よく「持ち家を持っているからひとまず安心だ。」なんて話している人がいますが、本気じゃないですよね?
こんにちは。パエリア王子ことパエリア王子です。
今回は持ち家が資産とはならない理由について話していきます。
「確かに買った時よりは値段は下がるかもしれないけど、売ればお金になるんだから資産になるでしょ!」と思う方も多いと思います。
ではまず『資産』とはなんでしょうか?
資産とは会計学用語であり、会社に帰属し、貨幣を尺度とする評価が可能で、かつ将来的に会社に収益をもたらすことが期待される経済的価値のことをいう。
また、広義では、経済主体(家計など)に帰属する金銭・土地などの経済的価値の総称のことをいう。(そこまで重要でないのでwikipediaより抜粋)
普段みんなが使うのは広義としての資産だと思います。そうすると持ち家は資産となるでしょう。
しかし、会計学としては「貨幣で評価ができ(値段が付けられる)」かつ「将来的に収益をもたらす」ことが資産とされます。
『持ち家』は値段が付けられるでしょうか?将来的に収益をもたらすでしょうか?
もちろん、値段は付けられますね。実際に売ることができます。
では、将来的に収益をもたらすでしょうか?
いいえ、持ち家は将来的(買った時点から)にお金を奪っていきます。
まずは土地を持っているだけで国から固定資産税を取られます。
他にも、長い間家に住んでいたらどこかが壊れます。そうすると直すのにお金がかかります。火災保険や地震保険にだってお金がかかります。
『持ち家』は決して将来的に収益をもたらしてくれるものではありません。
以上の理由から『持ち家』は『資産』ではないといえます。
もちろん、広義の意味では間違っていませんし、一般的にも間違いではありません。
(以前の記事で僕も広義の意味での資産という言葉を使っていました。)
しかし、大事なのはラットレースから抜け出すためには本当の『資産』を買う必要があるということです。
決して「持ち家があるから」と資産を買った気になって安心してはいけません。
たかが、住む家を買っただけでしかありませんから。
それでは、また次回。
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