受験生の皆様、受験お疲れさまでした。
すでに国公立前期後期ともに試験は終わったのではないでしょうか。
無事志望校へ行けた人、第一志望には受からなくてそれ以外の大学へ進学する人、そして受験に失敗して浪人が決定した人!!
いろいろ進路が決まった人がいるでしょうけど、僕は浪人する人たちの、味方、仲間、応援者です。
こんにちは。パエリア王子ことパエリア王子です。
受験生の皆様、本当に受験お疲れさまでした。
※お金に直接関係のある話ではありませんが、今後の人生(幸せ)について関係あるためこちらのブログで書いています。
僕が高校生だったのはもう10年近く前になります。しかし、それでもあの努力した高校3年生のことは今でも覚えています。
そして受験に失敗し、浪人、、、そして2浪するという快挙をなしとげました(笑)
2浪は本当につらかったです。しかし、今となってはいい思い出です。決して今の人生で足を引っ張っているとか、困っているということはありません。
これから浪人する人は「もし来年受かっても、みんなと年が違うから馴染めないかも」や「就職の時に不利にならないかな」と心配している人がいても、まったく心配しなくてもいいと思います!
そこで今回は2浪もした僕だからわかる「浪人した方がいい理由(よかったこと)5選!」を紹介します!
1、志望校へ近づける
まぁこれは当然ではありますね。
しかし、浪人すればみんながみんな志望校に行けるわけではありません。
努力や運があって志望校へ合格できるのです。
しかし、志望校へ近づけるのは確かです。
2、勉強を教えるプロに出会える
僕の通っていた高校はちゃんとした進学校ではありませんでした。
塾に通っていた時もありましたが、高校3年生の時はほとんど自分で勉強をしていました。
教えてもらえるのは学校の先生だけです。
しかし、予備校に通ってびっくりしたのは先生の能力の高さです。
圧倒的に授業が面白く、わかりやすいです。
「眠たくなるのは生徒のせいだけじゃなくて、眠たくなるような授業をする先生のせいもある」と自分で言ってしまう先生もいました。
それくらい責任、自信をもって授業をしているということですね。
学校の先生は勉強ももちろん教えますが、それがすべての仕事ではありません。
しかし、予備校講師の世界は勉強のみを教える完全実力主義です。こんなに授業が楽しいと思えることがあるのかと思いました。
勉強嫌いの人でもこういう先生に出会えば勉強を好きになるのではないでしょうか。
もし、予備校に通ったことがない人は浪人して授業を受けることは生涯にとって必ずプラスになると思います。
3、メンタルが鍛えられる
浪人中はつらいです。
想像を絶するつらさかどうかはわかりませんが、僕が一番感じたのは「常に勉強しなければと考えてしまう。」というストレスです。
仕事のように強制的に勉強をさせられているわけではありませんので、時間はわりとあります。
テレビを見たり、遊んだりすることも可能ではあります。
しかし、何をしていても「こんなことしてていいのかな」と考えてしまい、思いっきり楽しめませんでした。
しかし、このストレスを常に抱えながら約1年間過ごすのです。
いやでもメンタルが強くなります。我慢強くなれます。(中には耐えられなくなってしまう人もいますが、、)
4、自分がどんな人間だったか考え直せる
先ほども話しましたが、浪人中は時間はあるのです。
もちろん時間の使い方は人それぞれで、しっかり予定を立てて勉強していれば全然時間がないと感じる人も多いかもしれません。
僕は2浪したので、これを特に感じたのは2浪目です。2浪目は去年と同じ授業を受け、同じ試験を受け、同じストレスを抱えるのです。これは想像を絶すると思います。
ストレスの感じ方は1浪と2浪以降では全然違うと思います。本当に2浪はおすすめしません。(みんなできればしたくないと思いますが、)
僕はどうしてもそのストレスに負けてしまうことも多く、ずっと勉強ということができませんでした。
かといって遊べるわけでもないので食堂やカフェなどで物思いにふけるわけです。
「自分はなんのために浪人(勉強)しているのか」「自分はどうなりたいのか」「自分は何をすべきために生まれてきたのか」
考えはつきません。しかし、人生の中でこんなことをこんなに考える時間があるでしょうか。
僕はこの時期に一番自分について考えました。
その中で、自分がどう生きていきたいかを少しでも見つけることができたと思います。
とても貴重な時間になりました。
5、自分の限界を知れ、今後の人生で誇れる期間になる
浪人は自分との戦いです。
僕は学力は先天的な影響より後天的な影響の方が大きいと思っていました。
つまり、どんな人でもしっかり勉強すれば、どんな大学に入れると思っていました。(もちろん、勉強の量だけではなく、質も大事です。)
僕がちゃんと勉強を始めたのは中学3年生のころからです。
しかし、東大や京大へ行くような人たちは小学校、もしくは幼稚園のときからしっかりとした教育を受けている人も多いのです。
いくら1年や2年浪人したからといってもその人たちに追いつけるわけはない(と感じてしまった)のです。
勉強はすればするだけできるようになります。しかし、限界(と感じてしまうとき)もあるのです。
良い言い方をすると「割り切る」ということですが、これは意外と人生の中でも大事なことです。
これは努力した結果として感じたことであって、努力せずに感じられることではありませんし、そう思い込むのはよくないと思います。
しかし、諦めることが失敗とは限りません。むしろ時期を見て諦めることは成功ともいえるでしょう。
また、その努力した、できたことは自分の人生の中でも誇れることでしょう。
「あの時頑張れたんだから、今回も頑張れる」とその後の人生の中でも絶対思えるようになります。
受験生の中には運よく楽して大学に入る人もいます。その人たちは絶対に感じられないことです。
少なくとも受験が終わるまでは諦めずに、結果が出たら今後どうするか考えてみてください。
結果はどうあれ少しでも悔いの少ない決断をしてください。
今回は僕の経験をもとに浪人のメリットを話しました。
実際、デメリットもありますが、僕は浪人してよかったと今では思います。
受験に落ちてしまって、なかなか勉強に手がつかないかもしれませんが、少し休んだら前向きに受験勉強を頑張ってください。
それでは、また次回。
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